先日受講した空港近くで受講した労働セミナー。これから海外進出考えられている方向けに参考までにお伝えしたい。
ドバイ(UAE)と日本の労働基準法は、各々の経済・文化・社会環境に適した形で規定されている。本記事では、ドバイの UAE連邦労働法(Federal Decree-Law No. 33 of 2021) と日本の労働基準法を比較し、雇用形態、労働時間、休暇、退職金などのポイントを解説しています↓

1. 雇用契約と雇用形態の比較🏢
ドバイ(UAE)
- 契約形態:
- 無期限契約(Unlimited Contract)が廃止され、すべて有期契約(Fixed-Term Contract)に変更
- 最長 3年契約 で更新可能
- 試用期間:
- 最大 6か月。
- 試用期間中の解雇は 14日前の通知 が必要
- 労働者が退職する場合は 1か月前の通知 が必要
日本
- 契約形態:
- 無期雇用(正社員) と 有期雇用(契約社員・派遣社員) の両方が存在
- 契約期間は最大5年(5年経過後は無期雇用へ転換可能)
- 試用期間:
- 一般的に 3か月(最大6か月)
- 試用期間中の解雇は 客観的合理的理由が必要(厳格な制約あり)

2. 労働時間と休暇制度🏝️
ドバイ(UAE)
- 労働時間:
- 1日8時間、週48時間
- ラマダン期間中は短縮勤務(通常より2時間短縮)
- 残業:
- 1日2時間まで可能
- 通常賃金の 125%(深夜労働は 150%)
- 休暇:
- 年次有給休暇:30日(1年以上勤務)
- 病気休暇:最大90日(最初の15日は全額有給、その後部分有給または無給)
- 産休:60日間(前半45日間は全額有給、後半15日間は半額)※会社により対応が異なる※
- 育児休暇:産後6か月以内に5日取得可能
日本
- 労働時間:
- 1日8時間、週40時間(法定労働時間)
- 残業:
- 1か月45時間まで(例外的に80時間まで可能)
- 残業手当は 125%(深夜労働は 150%)
- 休暇:
- 年次有給休暇:最大20日(6か月以上勤務で10日取得可能)
- 病気休暇:法律上の義務なし(会社による)
- 産休:14週間(産前6週間+産後8週間)
- 育休:最長2年(育児休業給付金あり)

3. 解雇と退職金制度💰
ドバイ(UAE)
- 解雇通知:
- 30日〜90日前の通知が必要
- 退職金(エンド・オブ・サービス・グラチュイティ):
- 1年以上勤務した労働者に支給
- 1〜5年勤務:21日分の給与 × 勤務年数
- 5年以上勤務:30日分の給与 × 勤務年数
- 最大2年分の基本給が上限
日本
- 解雇通知:
- 30日前の通知が必要(解雇予告手当あり)
- 解雇は厳格な要件があり、無効となる場合が多い
- 退職金:
- 法律上の義務はないが、多くの企業が導入
- 支給額は勤務年数や企業の規定による

4. 外国人労働者のビザ制度🪪
ドバイ(UAE)
- 就労ビザ:
- 企業がスポンサーとなり 2〜3年のビザを取得
- フリーランスビザ:
- 特定職種(IT、マーケティング、メディアなど)向け
- グリーンビザ(5年)
- 高スキル専門職向け、企業スポンサー不要
日本
- 就労ビザ:
- 企業がスポンサーとなり 1〜5年のビザを取得
- 技能・業種によって異なる。
- 特定技能ビザ:
- 一定の職種(介護、建設、農業など)に適用

5. ハラスメント・福利厚生の違い🤰
ドバイ(UAE)
- ハラスメント・差別の禁止:
- 性別、人種、宗教、障害による差別は禁止
- セクハラや暴力も厳格に禁止
- 福利厚生:
- 医療保険は企業負担(特にドバイ・アブダビで必須)
- 企業によっては 家賃補助、交通費、子供の学費補助 あり
日本
- ハラスメントの禁止:
- パワハラ・セクハラ・マタハラ防止法あり
- 福利厚生:
- 健康保険・年金加入が義務
- 企業による補助は業種・会社による
まとめ✍️
ドバイ(UAE)と日本の労働基準法には、契約形態、労働時間、休暇、解雇、退職金、外国人労働者の扱い などに大きな違いある。
ドバイは 短期間の契約・高額の退職金・厳格なハラスメント対策 が特徴的
日本は 無期雇用・育休の充実・社会保障の整備 などのメリットがある。
あくまで1国とに比較だが、アメリカやマレーシアなどその他気になる点がありましたらコメントにて教えてください😊海外就職を考えている方は、これらの違いを事前に理解確認し、どの労働環境が自分に適しているかを検討することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございます😆
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