◆10月21日・火曜日
翌朝早朝6時頃、早寝が講じて自然に目が覚める。
砂に曇った窓ガラス越しに朝日が明るく射し込み、幾千のドラマの舞台となってくれたドバイが「おつかれ」と声をかけてくれている気がした。
朝食をそそくさ済ませ、最後のシャワーを浴び、荷物ギュウギュウ詰め直して9時頃には空港へ。
初めての利用となるOMAN AIRのチェックインは驚くほどスムーズ。念のため30キロ購入していた荷物の傍ら複数にしかまとめられなかった機内持ち込みは一切チェックされなかった。追い風が吹くように、緊張MAXのイミグレでも
「Eゲート通れた…!」とクリアの連続を味方にしていく。
一瞬5日前の空港スタック事件が一気に蘇りそうになるも、もうそんな心配はいらないんだった。
空港スタッフ、前職のビザ担当、タクシードライバー、ビザセンターのお姉さん、ホテルスタッフの皆さん。
全員の優しさが偏に重なって、私は今この空間に存在できている事実を嚙み締めた。
ドバイの空に、心の中で深くお辞儀。ありがとう、今年中にまた来るね!
懐かしみに浸る間もなく出発ゲートに向かう時点で搭乗時間の10時を超えている。といってもフライトは11時発なので少々アセアセしながらランウェイを行進。Trip.comダイアモンド会員のおかげでビジネスクラスラウンジが無料で入れるので、ぜひとも立ち寄りたいけれどなんせ空港が広すぎる。コンコースDに行くまでも10分ほどMRTに揺られて、そこからゲートのD11を探す。
例のラウンジが2階にあるとの表示があり訪ねるも、一番奥の奥にあるらしく速攻で右回り、諦めて500mlの水を2本購入。そのままゲートを探すけれど面白いくらいに見つからず、あ、これ一番最後の砦パターンか!と無感情に足を速める。
ゲートに着くとまだ登場は始まっておらず、時間差でDJ弁財天が追いつき一安心。10分もしないうちに搭乗が始まり列に並ぶと機内持ち込み手荷物が大きすぎる多すぎる!と叱られカウンターで確認もされなかったし預け入れに7キロの余裕があったよと言い訳を抜かす。そんな融通は利かない系スタッフで麺くらい頭を抱えながら、ここになってまたもや断捨離。結局2袋分になるくらいその場で処分し、妥協して使っていたバックも2つともSAYONARA。旅しているうちにもっと素敵なバックとの出会いがあるでしょうし、捨てられず誰かが拾って使ってくれたらイイナと念じる。

時間を見かねた厳しめスタッフがもういいよ乗ってと、パソコンに充電器とイヤホン、頂き物のラブ部を2体ぶら下げて搭乗。もれなく汗だくのテカテカ。先に搭乗した弁財天の席近くが空いていたので了承を得て着席し、乗り換え先まで40分のフライト。こんなに近いとも思っていなかったオマーンは自然豊かでフランキンセンスの取引で財を成した歴史を持つ。アロマインストラクターの母タキタも大好きな国のはず。またご縁があるでしょうと信じながらあっという間に到着し、飛行機の出発が遅れていたので1時間の乗り換えは荷物と共にガンダッシュ。LAST CALL7分になんとか間に合った。
機内は幸運にもガラガラで横たわり映画を観たり充実した空の旅を嗜む。ドバイとは2時間差のアムステルダム📍オランダの首都に無事到着し、21時のはずが現地ではまだ19時で体調も好調。
出発前、ヨーロッパは女子旅に対する入国審査が厳しいと聞いて内心おぼついていたが、そんなの頭になかったし今更対策したところなー、とメンタルで強行突破を試みる。ドバイでは絶対に見られないであろうつるんと剥けたゆで卵みたいな青年が担当で案の定かわいかった。
「どうしてアムステルダムに来たの?」:ADEってイベントのため!
「どれくらい滞在するの?」:1週間。初めてのヨーロッパで楽しみ!
「フライトはどうだった?」:スーパー眠れたよ!
「オッケー楽しんでね」、とあっさりスタンプを押してくれて無事入国。想像以上にスムーズだった入国にDJも驚いていたが、改めてビザなしでヨーロッパまで旅行できる日本旅券様には頭が上がらない。ご先祖様様一生をかけて感謝お返し申し上げます。荷物受け取りまで少々時間がかかったが、無事に再会し彼女のマネジメントチームがホテルまで送ってくれた。

気温は15度以下、頬が冷たく温度を変える感覚がなんとも懐かしい。寒い地域はきっと今年1月の地元帰省、北海道旅行ぶりで気持ちが昂る。無事にホテルチェックインし、私を今この土地に見届けてくれた運命に感謝の抱擁を送りたい。つづく!
最後までお読みいただきありがとうございます✨
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