アムステルダム滞在、気づけばもう15日目。
10月21日に入って、1週間たって気分で変えすぎた後の予定ではきっかり2週間で次の街へ向かうはずだった。……はずだったのに。
予定していた電車が、まさかの欠航。
しかも「すべてキャンセル」じゃなくて「乗り換え2区間目だけが欠航」っていう絶妙なややこしさ。
つまり目的地までの重要な乗り換えがマルっと抜け落ちた状態。そんなことあるう???
人生ままならないとはこのこと。
そんなこんなで、11月4日に出発するはずが一日延びて、5日にずれ込んだ。とはいっても放浪しているだけなので、クラゲメンタル全開のまま人生のはざまで揺れながら過ごした。
🎫 チケットトラブルとカスタマーサービスとの攻防戦
いつも通りTrip.comを開いて返金ボタンを押すと
「返金・変更不可」との冷たい文字。えーーーんわたしなにも悪いことしてなくないですか?(笑)

乗り遅れたんじゃなくて電車が欠便したんだよ?
とツッコミを入れる間もなく、機械的な自動返信が飛んでくる。サポートに即チャット。この会社の良いところは生きてるエージェントとすぐに話ができる事。即座の解決とは別にして。
しかーーーし!返ってきたのはマニュアル通りの一言。
「鉄道会社の都合なので弊社では対応できません」
……そんなのあ知ってたよ。でも面と向かって言われると少しおこ。とりあえず案内された通り公式鉄道会社(Deutsche Bahn)のサイトをチェック。
https://int.bahn.de/en/booking-information/passenger-rights
(※ドイツ国鉄。ヨーロッパ全域の鉄道ネットワークを管理してる超巨大会社)
そこにあった返金フォームを読み進めると、
「返金は銀行振込(EU圏内銀行のみ?)または鉄道バウチャーのみ」。
……いや、バウチャーて。令和に生きてるんだよ私たち。
まさかの紙社会リバイバル。環境意識高いヨーロッパなのにここはECOじゃないの?と鋭い突っ込みをしばきあげる。

🚉 それでも電車移動を選んだ理由
フライトも見たけど、空港までの距離や荷物の多さを考えたら電車一択。値段は1-1.5時間で5万円ほど。直近でシンガポールからドバイ、ドバイからアムステルまで5万円前後で飛んでいたのでどうしても割高に感じてしまう。
それが電車にするとアムステルダムからドイツまでは約3〜4時間。しかもチケット代は5000〜6000円。
え、安くない?お財布限界エナジーセーバーの私のための選択肢。
日本の新幹線価格を想像していた私には衝撃の一報。
ファーストクラスでも7000円以下、普通席なら3000円台。
「ヨーロッパの陸旅って最高すぎる」と思わず口に出た。
EU圏は国境がないから、ヨーロッパでは物価の比較的に安いポルトガルに住んでドイツに通勤、なんて人もざらにいるらしい。
まるで「千葉から東京へ」くらいの感覚で国境を越えている大陸らしいスケール感がたまらなく好感度。
🏠 さよならアムステルダム、またね風の街
お世話になったジモティー宅のホームステイもいよいよお別れ。9日間の滞在、心からありがとう。
長い間誰にお送りしようか迷っていた贈り物と手紙を残し、「いつか機会をもらえるのであれば私が助ける番」と誓い再会の約束を託した。

路面電車に揺られて、アムステルダム・セントラルステーションへ。ちなみにこの駅、東京駅の設計モデルになったらしい+先日ご紹介したオランダ最大の城「De Haar Castle」を改築したPierreCuypersという建築家によるデザインらしい。まるで美しいお城のような外観に立ち止まり、首が痛くなるまで見上げた。
SNSではヨーロッパの駅=汚い説がよく流れるているけど、
オランダはレベル違い。床から壁までピカピカ。
ゴミひとつ落ちてなくて、もうそれだけで惚れてまうやろ。
16時15分に駅到着し出発は17時。
QRコードを改札にかざそうとしたら、Apple Payが邪魔して読み取れず。係員さんに助けてもらってようやく入場。
アプリで出発確認して「オールオッケー!」と思った瞬間目に付く違和感。あれ、またもや昨日の今日で既視感のある欠便の赤文字が出てない?
……駅の改札内でまさかのまさかの立ち往生、とまぴの放浪旅行どうなっちゃうの??
11月4日・5日連続で同時間同区間の列車だけキャンセル。
しかもTrip.comからの通知時刻が2日連続で同じ12:53PM。
偶然という名の陰謀説が大浮上。

😅 二度目の欠便と、窓口での交渉劇
冷静を装いながらも内心アセアセで改札を出る。
案内された国際線チケットセンターに駆け込み、
「どうしても今日中にドイツに行きたい!」とプルプルした目で懇願。
……通じた。
残り2本だけ、まだ今日中に辿り着ける電車を見つけてくれた。
22:30着か23:00着。
どちらも殆ど深夜帯だけど、背に腹は代えられぬ。
紙媒体のスケジュールと「遅延証明書」をもらって、
覚えたてのオランダ語で「Dankjewel(ありがとう)」を伝える。
トラブル時に大事なのは、冷静に対応しすぎないこと。日本語を話すトーンではことの重要さが伝わらないことがほとんど。
特に海外では「助けてほしい」って感情をわかりやすいくらいに見せたほうが、やっとこさ人は本気で動いてくれる。これは旅の鉄則としてぜひ心にキープしてほしい(私調べ)

☕ 乗車前の2時間、駅で小さな冒険タイム
さて、突然に2時間も空いた。どうしよう。
あたりを見渡すとDUNKINと砂糖たっぷりのスイーツカフェしかなくてうーん微妙。結局スタバでもなく本屋でもなく、駅の反対側で見つけたスーパー「Albert Heijn」へ。
滞在中ずっとお世話になったスーパー。
そこまで高くなく清潔で、ヨーロッパの成城石井的存在。
1Lの炭酸水だけ買って、食べ残しのライスクラッカー2枚で小腹を満たす大作戦。
改札へ戻って遅延証明を見せ再入場。プラットフォーム5で待つ間は、駅構内の建築の美しさにうっとり。
気づけば電車が到着していて、慌てて乗り込む。
人生ままならない移動日(前編)はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます✨
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