魂の断捨離とドライヤー爆発💣中東リトリート修行録🏜

By Mana takita

◆10月18日・土曜日 (前回からの続編)

12:30頃には元居候先から直行でホテルに戻って怒涛の断捨離タイム。まるで魂の荷下ろしのような感覚で必要なものを秒速で選別し、黙々と分別作業に励む。が人間だもの、集中力も時より切らしながらラタラ続き、16時ころにやっとすべての工程が完了。そういえば何も口にしていなかったこと気が付き、部屋にあるフルーツを食べて小腹を満たす。貴重な糖質源として大好きなバナナをおさるのジョージくらい食べて、良質な資質もアボカドで摂取完了。

18時ころにはジムへ赴き心身統一の時間を過ごす。ここまで集中して重量トレーニングのは数カ月ぶりに感じられたのでいつの間にか2時間ほど費やしシャワーで浄化🚿
当然のごとく乳酸が身体にたまりオソロシイ睡魔に襲われ、その日の夜の予定を全てキャンセルして21時就寝。
またもや誰とも会わない夜の贅沢をありがたくかみしめた。ノーメイク×バスローブ至上主義。


◆10月19日・日曜日
最高の一日を迎えるための儀式の如く、今日も彩が美しい朝ごはんをいただく。ドバイ出国前のお品書きは
「ビザキャンセル完了」と「日本への荷物発送」。
この二つのタスクだけだっていうのに、なんだか心がどんより。雲一つない晴れ渡ったドバイの空とは対照的に、個人的中東あるあるホテル引き籠もり症が再発したようだ。8月下旬に訪れたリヤドでも罹患していたのがフラッシュバック。
砂漠の街で常に日陰を探しているように、一歩たりとも部屋から出たくなくなる。朝食の後昼食も食べず部屋でジクジクうようよ芋虫し、それでも「動かなきゃ人生は進まない」とジムへの歩みを進める。せめて運動大好きマンなのが唯一の救いである。
15時から一本集中した90分のマットピラティスでなんとか心身のリズムを取り戻す。そのあとは脳みそを使わなさ過ぎて何をしたかなどほとんど記憶がないけれど、多分部屋でゆっくり過ごしていつの間にか翌日を迎えていた。LAZYっておそろしい!お布団とは一生のお友達宣言をここに記す。


◆10月20日・月曜日
5日間の滞在も、いよいよクライマックスLAST DAY!

朝8時には朝食を済ませ、バタバタとビザセンターへ直行。滞在先と同じビジネスベイエリア内にあり非常に助かった。
前職のビザ担当者から聞いた話によると、登録番号の不具合で手続きが保留になっていたという。そのせいで空港のイミグレで4時間足止めを食らったのである。
それでも現地のスタッフに聞くと「番号が登録されていないだけ」。……えーん?話が違うじゃん。私には番号を登録する術ももシステムも全くございませんのよォ!

とはいえ怒っても解決する事でもないし、言われるがままUAE PASSの登録を済ませ「最大24時間かかる」と言われて軽く天井まで震え上がる。
翌日朝のフライトまでに終わらなかったら完全アウト。ヨーロッパ行取り上げだとかいう号泣案件は何があってもごめんだ。

幸運の神様、どうか可能性の扉を開いてくださいと念力集中くるくるどかん!するとまあ奇跡が起きた。ミラクルぅ~!
なんと30分後にOTPが届く。爆速。一昨日の私のスーパーマリオダッシュ最速説撤回したくなるではないか。


何の料金かはわからないけれどカウンターにて4000円くらい請求をされ、半分はカード半分はキャッシュとのこと。案の定細かい現金を持ち合わせていなかったので担当のお姉さんに

「おつりはキープしてね♡」と伝えてお渡ししたら、予想もしなかったくらいの満面の笑みを返してくれて

「大丈夫、必ず今日中に完了させる!」と。
中東のありがとう経済ってこういうことなんだと改めて理解を深めたレッスンを受けられた。

11:30、わずか2時間でビザキャンセル完了。
拍子抜けするほどあっさり。数日間のモヤモヤが一気に晴れ、関わってくれたすべての人に深いお辞儀をエアドロップ差し上げた。


その足で一度ホテルへ戻り、お次は日本への荷物配送ミッション。ドバイからそのままヨーロッパへ北上するので到底夏服は必要がない。2つのホテル系列が連結している双方のカウンターにて
「段ボールありますか?」と聞いても、在庫ゼロとの回答。真相であるのかは知る由もないが、助けてくれたのはミャンマーご出身の笑顔が可愛い女性スタッフ。
「向かいのスーパーでもらえるかも!」と丁寧にマップを開いて教えてくれた。

ホテルを出て大通りをJayWalkし、事情を店員さんに伝えて倉庫からとってきてくれたのであろう巨大な箱を手渡される。
平成の恐竜として知られる私とまぴが入れそうなくらいの特大サイズ🦕ジャーン!!
「いや、もっと小さいの…欲しいです。。」と伝えると、
倉庫からジャストサイズの箱を持ってきてくれた。
一緒に透明ガムテを買って、私だけのために2往復もしてくれた心優しいおじさんに僅かすぎる心付けを渡す。

ここからが筋トレ地獄の始まり。これでもかというくらい段ボールをテープでぐるぐる巻きに補強したら、
炎天下35度の中、8kgの箱を抱えて配送センターを探して歩き回る羽目になるとは。。
Googleマップは嘘をつき、タワーは見つからず、タクシーを数回にわたって意味もなく乗り継ぐ。
血糖値も爆下がりイライラしそうになりながら途中で気がついてしまった。
「これ、もはや人生の筋トレでは?」関節はうそをついても、筋肉は裏切らないというのを筋トレ師匠に教えてもらった。

1つ目の業者がアドレス不明案件なので2時間弱探してあきらめ、ようやく別の配送業者に辿り着いたと思いきや、
所在地は朝行ったビザセンターが併設するモール内だった。……同じ場所かよ!と関西マインドを召喚しボケ突っ込みを一人でかます。


結局面白いくらいにモール内でも配送センターは見つからず、箱を入れて歩き回れるカートも見当たらず希望をどんどん失いかける。あきらめてネイルサロン探しへシフト。2か月間伸ばし続けたネイルに昨日の今日で亀裂が入り、これは極めて危険です状態でハラハラドキドキ止まらなかったのだ。

そんな状況でも海外サロンは信用していないし…と最後まで内心迷っていたけれどヨーロッパのサロンはもっと想像がつかない。外の階段に座り込んんだままネイルサロンを探すと、同モール内で予約なしでウォークイン可能とのこと。見事にも私がいるウイングの正反対で、日本行を控えた箱と歩みを共にし8キロ太ったらこんな感覚か、と汗ばみながやっとの思いでサロンに辿り着く。


以前ドバイで初めて髪を切りバチバチバトルしたサロンと同じ仕様。ムスリマの皆さんのために施術エリアは完全に外から見えないようになっている。どうやらここのサロンはロサンゼルスとドバイで手広くビジネスしているらしい。信頼できるかも!?

ランダムに案内されたのがアジア人ネイリストで歓喜。ベトナムのハノイ出身らしくネイリスト歴は7年とベテラン。どう見ても若く見えて感覚がバグったが、大学からの親友が東京で施してくれたお気に入りのネイビーデザインを全部変えてしまうか、または1本だけ近い色で直すか選択を問われる。

1本ひび割れ修正は1600円程度、全部の色を変えてリペアやカットも含めたら8000円しないくらい、そりゃあ指10本ゴザイマスので全替えをお願いした。驚くくらい丁寧に亀裂補強をしてくれて、なんともう一本ダメージが見つかり全変えお願いして大正解だった。

もっぱらチャットGPT中毒の私は、ヨーロッパに行くためにどんなラッキーカラーがいいかを聞いて彼女とも相談。ネイビーも新しい携帯とマッチして最高にエレガントだったけれど、今回は以前と対照的なものしたかった。選ばれたのはピンクの光沢あるオパール系ネイル。施術の途中では親しくしている大学同期アフロマンとの電話もでき楽しかった。ドバイにまた来た際には必ず訪れたいくらいお気に入りの仕上がりに感謝と感激があふれたきた。


16時ころにはホテルに戻り、オンラインで見積もりをお願いしていた3つ目の配送会社とのバトルが勃発。選んだ理由は見積もり出せる上にホテルまで受け取りに来てくれるサービスを展開しているようで、明日朝ホテルを出る私にとっては当社が最後の砦。
ところが当初伝えられた22,000円の見積もりが、
「手数料」「ブランドバッグ」「重量調整」でじわじわ3-4万円超えに。明細も出ない、説明も感情論。
イヤイヤ―お兄さんロジックで話そうよ、相互ビジネスでしょーとビジネスしたことある風にしっかり嫌な客を演じる。さらには仲介料でお金が必要だ、懐かしみボンドさんからもらったブランドバックが入っているので日本の関税で問題が出るかもしれないし、さらなる追加料金があるかもなんとか言われて、なかなか一筋縄には進まない。。

その矢先、ラストナイトディナーのために支度していたらドライヤーが爆発💥。
「えっ、火花!?」と思わず飛び退く。焦り気味にフロントに電話し新しいドライヤーを頼んだら、2台目も動かない。ホテルあるあるの電圧トラップ?に加えてかなり塩対応のホテル側にも圧倒され、怒りも笑いも通り越して、放心状態。そもそも今日出かけるの?という気分になるし外出直前のこういったハプニングは、出かけるべきではないのかという違和感に取って代わる。ほぼ確定で外出しないと決めて、友達からのどこいるの?に返信し始める。SORRY出かけないとなると配送会社の件を片付けなければ、そうでなければ明日朝快く空港に向かうことが致しかねてしまう。

そんな中フロントから電話があり持ってかれた箱が戻ってきたよと。ドライバーとも英語が通じないし、WHAAATと困惑しながらも、配送会社から「質問が多いから一旦返送した」と連絡が入る。いやいやーん、全然こっちのセリフ。
それでも最終的に「お金払うしバックあげるから持ってって」で決着。
HALAS(終わり:アラビア語で)。

明日の朝秒速パッキングをして空港に向かうだけ、と念じて平和に目を閉じた。今日も全力でハッスルした!お疲れさまでした。

最後までお読みいただきありがとうございます🌸

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