🇩🇪ドイツ初夜:爆速ハイウェイを抜け、ランウェイモデルの優しさに包まれる🥟

By Mana takita

◆11月5日・水曜日(続編)

ドイツ出身、トルコとモンゴルハーフのモデル友人が迎えてくれたケルン駅から車でおよそ40分。
外はすっかり夜で、厳しく冷え込む空気をよそに街灯のオレンジがやけにロマンチックに映る。

ここドイツでは高速道路に速度制限がない区間(アウトバーン)があって、時たまゲームの世界から飛び出してきたような爆音カーが横をすり抜ける。
簡単には物怖じしないはずの私の心臓がサイドミラーごと持っていかれそうな感覚を初体験💓

かつてマレーシア時代、彼女がKLに来るたびに一緒にカフェ活からディナー、ナイトクラブで踊り明かしたり、数えきれない最高の思い出がフラッシュバック。
彼女がマレーシアをあとにする度に強調してくれる「いつでもドイツに遊びに来てね」の言葉を、半分社交辞令と思いつつも、ちゃんと信じてドイツまで来てしまった。

荷解きも束の間、「シャワー浴びてて、その間に夕飯作るね」(´;ω;`)ウゥゥその言葉で、もう泣きそう。
無償で泊めてもらってる上に、手作りご飯まで。
炭酸水とライスクラッカーでごまかしたお腹が、私より先に「ただいま」と音を上げた。

私とまぴの大好物、トマトベースの野菜炒めに白米、クスクスサラダ、そしてビーフスープ🍅❤
愛情と底なしの優しさで彩られた夕飯に、心がとけていく。「ドイツまで来てくれてありがとう」と微笑む彼女を目の前に
ああ、私はほんとうに人に恵まれているとご先祖様にも感謝祭。

六本木メルトダウンの半年を振り返り、「本当の心のつながりなんて、いくら探しても見つからない」と思い込んでいた。でもそれは大きな勘違いだったことに気が付く。いまの私は、DJ弁財天、モンゴル姐さん、そしてスーパーモデルという、どこにいても何をしていても心をほぐしてくれる無二の仲間たちに囲まれている。メンタル無双状態!


外気温4度、まったく知らない土地のドイツのキッチンに、こんなにもあたたかい居場所があるなんて、あの頃の私には想像すらできなかった。

食後はホットティー片手にガールズトーク。
ビジネスの話から恋愛の話まで、言葉が止まらない。
8カ月ぶりの再会に、ソファの上で時間がゆるやかに伸びていった。


🥖ドイツ2日目:ライン川と、秋色の古都散歩

◆11月6日・木曜日

現在絶賛お仕事キャンセル界隈の私らしく、気がづけばお昼近く。寝坊というより、魂の時差ぼけをかれこれ2カ月くらい意味もなくキープしている。
起きると彼女が見た目まで美しい朝ごはんを用意してくれていた。
プロのモデルさんだけど、それ以上に人間としてのセンスが神がかってる。同性として、尊敬を超えて畏敬の念を持っている。

外に出る前から、窓の外の落ち葉が映画のワンシーンのように思えた。10年以上の南国暮らしでは味わえなかった「秋」がドバイの熱波で乾いた心に沁みる。

家を出て5分、目の前に広がったのはライン川(Rhine River)。ヨーロッパ最大級、全長1230kmを誇る大河だという。水面が光を反射して、まるでここドイツには空がふたつ存在しているみたいだった。

プロムナードを歩きながら、
「この辺は白雪姫の物語の舞台にもなった場所なんだよ」と教えてもらう。
時間があるときに一緒にお城を見に行こうと約束した。

ちなみにドイツの国土は日本の約1.5倍で、北から南まで電車で横断すると丸一日かかるらしい。縦に細長い日本とは比べる指標が異なるものの、「ヨーロッパという未知の土地」というフィルターのおかげで何から何までスケールが違いに思えた。

歴史を感じる商店街を歩いていると、数世紀前から残っている入り口の高さがちゃんと高身長仕様で設計されてて、
「ドイツ建築、高身長の民にフレンドリーだな」と苦笑。

ゆるやかに日が暮れて、彼女の提案で中心街まで連れ出してもらう。その近辺には入場無料のヒトラー博物館もあるらしい。

ドイツと言えば!皆さんは何を連想するだろう。私はVEGANフレンドリー、ヘルシーフード、チョコレート、ビール、ソーセージと高福祉高負担。劇的な歴史の観点からは世界を震撼させたヒトラー、アウシュビッツ収容所、そしてこれはオランダともつながるアンネフランクなど。

ちなみにアンネフランクが過ごしたと言われる家は、アムステルダムにあったらしいが怠惰が過ぎて訪れる機会をすっかり逃した。今回のヨーロッパ放浪中にまた戻れる機会があるのなら訪れたいリストに殿堂入りしている。

脱線が過ぎたが、ここドイツは天才音楽家ベートーヴェンの生誕地として知られるらしい。さらにはアルベルトアインシュタインも。世紀を超えて今でも鬼才として名を馳せる彼らの母国であると知り、さらに深く知識を深めたくなった。 美しくデザインされた西洋全開の歩道を歩いていると、ベートーヴェンが生まれ育ったという家も見られた。(↑の写真の建物🏠🎹)中に入ってみる?と一瞬迷うが食い意地がしびれを切らし、脳内イメージはすっかりホカホカのドイツ料理とビール一色。

気が付かぬうちに地元民からも愛される本格ドイツ料理レストランへ。アツアツの牛肉スープをひと口飲んだ瞬間、
「生きててよかった」が頬からもこぼれる。
アルミホイルで白鳥みたいに包まれたポテトも最高。

食後はPRIMARK(イギリス発のファストファッションブランド)へ。裏地が毛布みたいなもこもこレギンスを即決。
日本サイズでは規格外トマトな私でも、海外ブランドだと着丈が神フィットして幸福度高め。

店を出ると、ガザ問題のデモ隊が通りすぎていった。
この国では、個人の意見を「声に出す自由が当たり前」なんだと改めて納得。

明日からの冒険も待ちきれない。
今夜も、心もお腹もはち切れそうなほど満腹。


最後までお読みいただきありがとうございます🌙

インスタグラム:__mana.lulu

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